俳句修行日記2023年5月5日から1年に渡って「note」に掲載された、「カッコいい俳句を詠みたいんじゃ!」(副題:ろくでなしと呼ばれた男の俳句修行日記)全50回。師匠とボクの俳句観を明らかにし、俳句を詠む理由について考える。
俳句の季節鬼となった父/脳内お花畑からはじめる俳句/伝統色と日本のこころ/蛾は美しい/大和撫子の季節/狼男と秋の月/どうなっている?日本人の季節感/木の花は梅か桜か/間違いやすい季語 鳥雲の春と秋/俳人は嘘つき?「亀鳴く」の事実 ほか
俳家の酒俳句の「こころ」は、神々が歌った太古から受け継がれてきたものなのだろうか?酒場で出会った男たちとともに、名酒と言われる日本酒を酌み交しながら考えてみた。現代酒場の俳諧譚。【登場する酒】獺祭/白鷹/男山/白雪/黒龍ほか
超解芭蕉野ざらし紀行僕たちは、松尾芭蕉のことを誤解しているのではないか?そんな思いとともに読み進める芭蕉初の紀行文「野ざらし紀行」。高尚な現代語訳には存在しない「にんげん芭蕉」。芭蕉は、僕たちと同じ怪しい空気を吸っていた!?
【諷詠二箇条】
一、景色は心の投影にて、映らば情を明らかにする。こころ静かに五感を開けば、胸に眠りし神性が、言霊となって現れる。
一、苦界に生れし苦しみを、喜怒哀楽の情と変えるが人の道。道中情けに縺れなば、言葉は己の座標を示す。行手に光を求む時、縁語を用いて詠うべし。
Keshikiha kokorono toueinite utsuraba jouwo akirakanisuru.Kokoro shizukani gokanwo hirakeba muneni nemurishi shinseiga kotodamatonatte arawareru.
Kugaini areshi kurushimiwo kidoairakuno joutokaeruga hitonomichi.Douchu nasakeni motsurenaba kotobaha onoreno zahyouwo shimesu.Yukuteni hikariwo motomutoki engowomochiite utaubeshi.