ジャスミン(アラビアンジャスミン・茉莉花)
6月は、太陽の力が最も高まり、植物が豊かな生命力を見せる夏至へ向かう季節です。西洋魔術の伝統では、夏至(Litha)は太陽神の力が頂点に達する聖なる時期とされ、火・生命力・愛・豊穣を祝う重要な祭礼でした。ジャスミンは古代から「夜の女王」とも呼ばれ、月の光の下で強く甘美な香りを放つ花として、愛情、直感、夢、女性性を象徴してきました。インドや中東では神聖な花として扱われ、香油や祭儀、婚礼の装飾にも用いられています。夏の夜を彩るジャスミンは、魂の奥に眠る感性を目覚めさせ、愛と願いを引き寄せる6月を代表する香りです。
| 日付 | 香料 | 分野 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 6月1日 | 樟脳 | 衣替え | 明治時代に太陽暦が採用されると、6月1日から9月30日は夏服と決められました。 |
| 6月2日 | ミルラ | 天体照応 | 1966年に、アメリカの月探査機「サーベイヤー1号」が月面軟着陸を成功させました。 |
| 6月3日 | 丁子 | 日本史 | 「本能寺の変」は、旧暦6月2日未明から3日にかけて起こりました。信長は香に造詣が深かったとされます。 |
| 6月4日 | ローズ | 記念日 | 語呂合わせから「虫の日」です。多くの虫が植物の芳香に誘われながら活動しています。 |
| 6月5日 | ヘザー | 誕生日 | 1723年、経済学の父アダム・スミスが生まれました。出生地スコットランドの荒野には、この時期ヘザーが咲きます。 |
| 6月6日 | ウメ | 記念日 | 1545年に葵祭で梅が献上されたことに因んで、「梅の日」になっています。 |
| 6月7日 | ジャスミン | 歴史 | 歴史的に、つながり始める世界を実感できる日です。ジャスミンは国境を越えて愛される香りです。 |
| 6月8日 | アンバーグリス | 記念日 | この日は、ヴァイキングの活動記録が残っているなど、海に関係が深い日で、「世界海洋デー」になっています。 |
| 6月9日 | 榊 | 記念日 | 「まがたまの日」であり、日本古来の神聖な宝物「勾玉(まがたま)」は、榊とともに祀られます。 |
| 6月10日 | 沈香 | 時の記念日 | 671年に漏刻設置の記録があることから「時の記念日」。香が燃えることで時間を測る「香時計」というものもあります。 |
| 6月11日 | シダーウッド | 聖書 | 神殿にも使われた聖なる木。永遠性と守護を象徴します。 |
| 6月12日 | クローブ | 民間信仰 | 魔除けと保護の香辛料として大切にされました。 |
| 6月13日 | シナモン | 願望魔術 | 情熱と成功を引き寄せる温かな香りです。 |
| 6月14日 | カルダモン | 香料史 | 古代交易で珍重された幸福と歓喜の香辛料です。 |
| 6月15日 | パチュリ | 大地の魔術 | 豊穣と安定を象徴し、願いを現実へ導く香りです。 |
| 6月16日 | ドラゴンズブラッド | 儀式魔術 | 強力な守護と生命力を象徴する樹脂香です。 |
| 6月17日 | フェンネル | 古代ローマ | 勇気と勝利を象徴し、夏の太陽の力を表します。 |
| 6月18日 | アイリス | 神話 | 天と地を結ぶ虹の象徴。希望と導きの花です。 |
| 6月19日 | カモミール | 太陽信仰 | 太陽の力を宿す花として古代から尊ばれました。 |
| 6月20日 | ミント | 記念日 | 北海道北見市まちづくり研究会が「ペパーミントの日」に制定しました。 |
| 6月21日 | ジャスミン | 夏至 | 太陽の力が最高潮となる夏至。夜の香りは月と太陽の調和を象徴します。 |
| 6月22日 | フランキンセンス | 太陽祭 | 光の力を讃え、神聖な祝福を願う香として焚かれます。 |
| 6月23日 | ジュニパー | 守護 | 夏の祭礼で邪気を払い、空間を守る香りとして使われました。 |
| 6月24日 | ローズマリー | 聖ヨハネ祭 | 聖ヨハネ祭では魔除けや祝福の植物として用いられました。 |
| 6月25日 | ラベンダー | ハーブ | 夏の収穫期を迎える香草。安眠と浄化を象徴します。 |
| 6月26日 | ベンゾイン | 魔術 | 幸福と調和を招く甘い薫香です。 |
| 6月27日 | コパル | 中南米宗教 | 太陽と生命への感謝を捧げる神聖な薫香です。 |
| 6月28日 | 沈香(アガーウッド) | 香道 | 夏の静かな夜に味わう深い精神性を持つ香木です。 |
| 6月29日 | アンバー | 香料史 | 太陽の余韻を感じさせる温かく神秘的な香りです。 |
| 6月30日 | ジャスミン | 夏の夜 | 夏本番を前に、月光の下で香る花として愛と夢を象徴します。 |